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エイズ感染3320万人 新感染者は減少傾向

共同通信より転載です。

【ニューヨーク9日共同】
国連は9日、昨年12月現在のエイズウイルス(HIV)感染者が世界で推定3320万人に上るとする報告書を発表した。昨年新たにエイズに感染したのは推定250万人だったが、各国の対策が進んだことなどにより10年前の320万人から減少した。

患者数が減少傾向にあるのは性交渉におけるHIV予防法の知識が広まってきたからだと思われますが、それでも1年間で250万人の人が感染しています。サハラ砂漠以南のアフリカが患者数が極めて多く、大人のHIV感染者のうち68%、子どもに限ると90%を占めているそうです。

だからといって日本は大丈夫と言い切れないのも事実です。
性風俗産業でコンドーム無しでフェラチオするのが当たり前な国は先進国では日本くらいです。
若年層の性の乱れも深刻ですし、やはりセックスに対する真面目な教育が必要ですね。
コンドームを正しく着用すれば日常生活、性生活で感染する確率はほとんど無いのですから。

エイズ(HIV)ノイローゼについて

エイズノイローゼについて

エイズノイローゼとはエイズに対する不安から起こる神経症、不安障害です。
パターンはいくつかあり、

A - 感染リスクのある不安行為をして精神的不安状態に陥った

B - HIV検査が陰性であったにもかかわらず心配で何度も検査に行ってしまう

C - 感染リスクのない行為でも感染するかもしれないと思い込んでしまう

などのノイローゼが多いと考えられます。

Aの場合の対処法は保健所などにHIV検査に行くことです。検査結果を聞き、陰性であることが証明されれば自然と不安もなくなることかと思います。ただしHIVにはウィンドウピリオドという検査をしてもウイルスの感染がわからない時期がありますので、しかるべき時期に検査を受けましょう。

Bのケースはかなり深刻です。HIVウイルスに感染していないのに感染しているのではと思い込んでしまうため、検査が対処法にはなりません。またストレスが長期間持続するため、ストレスにより体調を悪くしてしまい、体調不安からさらなる精神不安に陥るという悪循環が起こる危険性もあります。
心気神経症(ヒポコンドリー) という病気だと思われます。心気神経症とは がんノイローゼ などに代表される神経症で、健康に対する不安から体調を崩してしまう精神的な病気です。何度もHIV検査に行ってしまうのは強迫性障害(強迫神経症)の症状かもしれません。検査を受けたにもかかわらず不安が拭い去れない場合は精神科や神経科でカウンセリングを受けることをおすすめします。

Cの症状はさらに深刻です。普通ではHIVが感染することがない行為で感染すると思い込んでしまうのですから、日常生活に支障をきたす場合が多いです。銭湯や温泉、洋式トイレなど普段人が共用して使用する施設などでは常に不安にさらされます。理髪店、散髪屋、美容院なども同様で、特に顔を剃るためにカミソリを使用する場合は耐えられないくらいの不安かと思われます。外食することが不安になる恐れもありますし、症状が進めば外出すること自体が難しくなる恐れもあります。早期に精神科や神経科を受診され、医師によるカウンセリングを受けるべきだと思います。

自分もどちらかというと強迫神経症の気があり、軽い不完全恐怖(不完全強迫)の強迫観念に悩んでいます。わかりやすくいえば完璧症の度が過ぎた症状です。ですが、HIVやAIDSに関しては知識を持っているため、検査を受けた後に不安になることは一切ありませんでした。知識さえ持っていればエイズノイローゼもある程度は防げると思ってはいます。しかし、医学の進歩によって数十年の生存が可能になったとはいえ、AIDSやHIVには 死 というイメージが未だにつきまとっているため、エイズノイローゼを完全に防ぐのは不可能だとも思います。

死というプレッシャーは恐ろしいほどの恐怖ですから・・・・。

いつまでも不安な精神状態が続くと非常にストレスがたまり、それで体調を悪くしてしまいます。
ですので、検査を受けたにもかかわらず不安だという方はすぐにでも病院に行きましょう。
医師によるカウンセリングを受ければ精神状態も少しは落ち着くかと思います。
体調を悪くしないためにも早期に治療を受けていただきたいです。

梅毒について

梅毒について

梅毒とは梅毒トレポネーマによって発生する性感染症(STD)です。
症状が感染してからの時間によって段階的に変化していくのが特徴です。

- 3週間から4週間後 早ければ1週間後 遅ければ13週間後くらい -
トレポネーマが侵入した部分に潰瘍、塊ができる。股の付け根の部分が腫れる。
3週間から12週間ほどたてば自然に治ります。

- 6週間から12週間後 -
全身のリンパ節が腫れる。発熱、倦怠感、関節痛、食欲不振、体重減少などの症状がでる場合も。
バラ疹と呼ばれるかゆみや痛みのない発疹が全身に現れることがある。脱毛症状などが出ます。

- 3年から10年 -
結節性梅毒疹、ゴム腫(ゴムのような腫瘍)が発生する。この段階まで来ることは最近では稀です。

- 10年以降 -
心臓、脳、脊髄、神経、目などに重大な障害が出て、最終的には死亡します。

梅毒の検査はHIV検査と同様に保健所で匿名、無料で受けることができます。
HIV迅速検査と違い即日検査ではなく、採血後1週間ほどしてから再来所する必要があります。
梅毒に感染しているとHIV感染確率が2倍~5倍になるといわれているため、梅毒が疑われる場合は必ずHIV検査も受けていただきたいです。
病院を受診される場合、男性は、泌尿器科、性病科、女性は産婦人科、性病科。
治療にはペニシリン系の抗生物質を投与。早期発見すれば2~8週間の治療で完治します。

予防にはやはりコンドームの正しい着用。そして不特定多数との性交渉を行わないことです。

梅毒は一昔前までは不治の病でした。しかし現在では抗生物質の発見により治療できる病気です。
エイズも治療することができる病になることを切に祈っています。近い将来、きっと・・・・。