2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女性の感染確率

女性がHIVに感染する確率

女性のHIV感染確率を具体的な数字で表しています。
ただし確実な統計を取ることは不可能なため、おおまかな数字だと思っていただきたいです。
また、遺伝子による個人差もあるようです。(読売新聞 2006年11月24日の記事)
あくまで2008年現在の数字です。後の研究で数字が大幅に変わる可能性もあります。
相手が陽性であると仮定して計算しています。相手が陰性の場合は 0% です。


コンドーム無しの場合

セックス 0,1%~2%

アナルセックス 0,1%~3%

フェラチオ 0,01%~0,2%

クンニリングス 0% に極めて近い

キス 0% に極めて近い

コンドームを正しく着用した場合

セックス 0,005%~0,1%

アナルセックス 0,005%~0,15%

フェラチオ 0,0005%~0,01%

クンニリングス 0% に極めて近い

キス 0% に極めて近い


この数字は安物のコンドームに目に見えない小さな穴があったり、破損したりする可能性があるためで、しっかりしたメーカーのコンドームを着用すれば感染する確率は限りなく 0 に近づくでしょう。

キスやクンニリングスのリスクが極端に低いのは、唾液に含まれているウイルス量が血液や精液、膣分泌液に比べて少ないからです。唾液で感染するにはバケツ3杯分の唾液が必要です。

どの行為においても出血が見られる場合リスクは高くなります。ただし、目に見えてわかる量の出血です。特に生理中のSEXが危険で、リスクはアナルセックスより高いかもしれません。


この表でもわかるように、正しくコンドームを着用すれば感染のリスクが大きく減ります。女性の場合避妊目的で着用されている方がほとんどだとは思いますが、STD予防のためにもコンドームは正しく着用することが望ましいです。

女性にこそ気をつけて欲しい病気

エイズは女性にこそ気をつけて欲しい病気です

確認されている世界で初めてのHIV患者は同性愛者の男性患者でした。
それ以来AIDSというと同性愛者の男性の病気という偏見が未だに根強く残っています。
アナルセックスでしか感染のリスクは無いと勘違いされている方もまだまだ多いのが現状です。
私は女性だから大丈夫だと考えている方も多いでしょう。

しかし、決してそういうわけではありません。
実は通常の性行為では女性のほうがリスクが高いのです。

一般的に言われているHIV感染の相対的な危険度は、

セックス(性交)
挿入側 10
受け側 20

アナルセックス(肛門性交)
挿入側 13
受け側 100

フェラチオ(口腔性交)
挿入側 1
受け側 2

コンドーム無しの場合は ×20
性行為の相手が陰性の場合 0

と言われています。

この表からみてわかるように、実はアナルセックスの挿入側よりもセックスの受け側のほうがリスクが高いのです。また、生理中の場合はアナルセックスの受け側よりも危険だとも言われています。

女性の場合不特定多数の相手との性交渉の回数は、男性よりも数が少ないかもしれません。
しかしここ最近は性の乱れが特に若年層を中心に指摘されています。
一昔前の援助交際、最近では出会い系やSNSコミュニティサイトなどで知り合った相手と一夜を共にすると言ったケースも増えているようです。ピルなど妊娠を抑える薬の普及もあり、より気軽にSEXを楽しむ方も増えているかと思います。テレビや雑誌などでは性行為の体験人数が多いほうが魅力的というような風潮もありますから、特に影響を受けやすい若年層で性の乱れがあるのもわかります。
また、女性が風俗などの性産業で働く場合も以前のように借金返済などの家庭的な理由ではなく、短期間での高収入を目的としたケースが多いようです。

しかし、コンドームを着用しないでのSEXはやはり危険な行為です。
不特定多数の相手と性行為をすればするほど感染のリスクは上がります。
風俗でのフェラチオ行為でも確率は極めて低いですが感染しないとは言い切れません。

HIV患者の数が非常に多いインドでは男性よりもむしろ若い女性の感染の割合が急激に増えて問題になっています。私は女性だから大丈夫と思い込むことが危険なのです。

もしも過去に不安な行為があるのなら一度保健所に検査を受けに行くことをおすすめします。
保健所なら不安行為から3ヶ月(12週間)で匿名、無料で検査を受けることが出来ます。
ただ、一般的には男性の同性愛者の病気であると勘違いされていますし、女性だとどうしても検査に行きにくいというのもわかります。しかし、自分が陽性なのか、陰性なのかはHIV検査を受けてみないとわからないのです。献血では陽性でも基本的に通知されないと言われているため、献血は検査の代わりにはなりません。不安行為をしてすぐ献血に行くのは絶対にやめましょう。

どうしても行けないというのならオンライン上で結果がわかる検査キットを購入するしかありません。
今はオンライン上でもIDとパスワードを使い匿名で検査を受けることが出来ます。
そのかわりお金がかかりますし、信頼性という意味でも自分は保健所に行くことをおすすめします。

不安な行為を今までにしたことがないと言う人はこれからも気をつけてください。
コンドームを正しく使用すればエイズはほぼ防げるのです。