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HIV検査体験談 採血から結果告知まで

HIV検査体験談の続き

HIV検査体験談 保健所到着から問診まで の続きです。

採血も女性の看護師の方と2人きりで行います。
自分は心配性なので、採血される際に注射器が新品かどうか正直にたずねました。
女性は
「そう聞いてくる方が多いので現在の注射器は新品を証明するように封がしてあるんですよ。」
と親切に教えてくださいました。
よく見ると採血用の注射器と針のキャップの間がテープで止めてあります。
テープの破損も無く、しっかり封がされていて安心です。
また、注射器の中身が空という確認も看護師さんのほうからしてくださいました。

採血は程なく終わり、結果告知まで30分待つことに。

正直30分は長いものでしたが、不思議とそれほど緊張しませんでした。
「採血が終わっているのだから結果はもう決まっている。」
という気持ちだったから、だと思います。
待っている間にも数人の方が来られて、受付番号は10番を過ぎていました。

30分ほど待ち、ついに受付番号が呼ばれます。
結果告知です。
医師に個室に呼ばれます。正直部屋に入るなり先走ってしまい結果を聞こうとしてしまいました。
しかし、受付番号札と問診表を確認しない限り結果は教えてくださいません。
たとえ匿名であったとしても個人情報の保護は徹底されています。
受付番号札を渡すと医師はすぐに、
「陰性でした。」
とおっしゃりました。正直な気持ちを書きますと嬉しかったというよりほっとしました。
何かが体から落ちたような感覚だったと思います。
そしてコンドームの重要性などの知識を教えていただきました。
こちらからの質問などにも答えていただき、お話が終わると最後に、
「これからは注意してくださいよ。」
と念を押され、見送られるように個室を出て保健所を後にしました。

これが自分がHIV検査を受けた体験談です。
後日に書いているので非常に淡々としていますが、本当はかなり緊張もしました。
挙動不審になっていたかもしれません。
もともと喋るほうですが、不安を和らげるためにいつもよりも更に喋っていたような気もします。
ただ、勇気を出して保健所に検査を受けに行って本当によかったと心から思います。

この記事を読んでくださった方で感染不安のある方は保健所に検査を受けに行ってください。
本当に匿名、無料です。名前も住所も電話番号もいりません。お金は電車賃だけでした。
自分が住んでいる市町村の保健所である必要もありません。隣町でも大丈夫です。
HIVに感染しているかどうかはHIV検査を受けなければ判明しません。
検査に行かなければいつまでたっても不安を拭い去ることは出来ません。

不安でいっぱいで辛い思いをされている方は大勢いらっしゃると思います。
そういう方にこそぜひ勇気をだしてHIV検査を受けに行っていただきたいです。

最後まで自分の拙い体験談を読んでいただきありがとうございました。

読んでくださったあなたが陰性でありますように。
そして一刻も早くエイズの特効薬が開発されますように。心から祈っています。

HIV検査体験談 保健所到着から問診まで

HIV検査体験談

管理人が実際に保健所に行き、HIV検査を受けた実体験をお話します。
体験談と言うと興味本位で気軽に行ったような感じに思われる方もおられるかと思いますが、まったくそういうことはありません。正直不安でいっぱいでした。

2008年4月下旬に思い立って保健所にHIV検査を受けに行きました。
場所は以前から調べていた隣の市の保健所に。
それほど派手な性生活を送っていたというわけではないのですが、健康に対する不安から。
その年の冬には右手の薬指と小指が曲がらないくらい腫れるという症状に見舞われました。
原因を知りたくて皮膚病などの症状を調べているうちにAIDS関連のホームページやブログに。
そしてどんどん不安になってきたからです。調べれば調べるほど不安に。

開始時刻は13:00からだったので15分ほど前に行けばいいかなと思い12:45分に保健所に到着。
最寄り駅からは歩いて15分程度。比較的街から外れた場所です。
中に入ると保健所は電気が消されていてかなり暗く驚きました。
どうやらエコロジーを考えてお昼の時間の電力を節電されているようです。
雰囲気的には病院に近いので、暗いと結構不安になります。女性だと怖いかもしれません。
しかもその段階での希望者は自分1人で、正直場所を間違えたのかと思いました。
受付も時間前で閉まっていたので困って立ち尽くしていると、職員の女性の声をかけられ、血液検査を受けに来た旨をお話したら受付用の番号札を渡され、「少し座ってお待ちください。」と言われたので、受付開始まで待つことに。するとすぐに別の職員の方が来て受付が始まりました。

受付時には職員の方は口に出しません。紙に書かれた文字を指差して、
「この検査を受けに来られたのですか?。」
のような感じで決定します。他にはクラミジア、梅毒、肝炎などの検査もありました。
その後しばらく待つように言われ、1人目ですので程なくして個室に呼ばれました。

個室ではまた別の職員の女性と2人だけで問診が始まります。
指定の問診表には、
・名前(偽名、数字でも可)
・日付
・なぜ感染不安に陥ったのか(例 : 性行為により 注射針の打ち回しにより など)
・体調はどうか(例 : リンパ節が腫れている、体重が急に減った など)
といった項目があり、問診表を書き終えるとエイズ関連の冊子をいただきました。
そして採血までの時間しばらく待つことに。

個室を出ると数人の方が。女性が多く、どうやらC型肝炎の検査を受けられる方が多い模様。
それでも決して混雑しているという風ではありませんでした。
女性の職員にお伺いしたところどうやら日によってかなり希望者の人数が違うようです。

1人目だったのでほとんど待つことなく採血に呼ばれます。


採血からのお話は次の

HIV検査体験談 採血から結果告知まで

でお話しています。ここまで読んでいただきありがとうございました。