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エイズ(HIV)ノイローゼについて

エイズノイローゼについて

エイズノイローゼとはエイズに対する不安から起こる神経症、不安障害です。
パターンはいくつかあり、

A - 感染リスクのある不安行為をして精神的不安状態に陥った

B - HIV検査が陰性であったにもかかわらず心配で何度も検査に行ってしまう

C - 感染リスクのない行為でも感染するかもしれないと思い込んでしまう

などのノイローゼが多いと考えられます。

Aの場合の対処法は保健所などにHIV検査に行くことです。検査結果を聞き、陰性であることが証明されれば自然と不安もなくなることかと思います。ただしHIVにはウィンドウピリオドという検査をしてもウイルスの感染がわからない時期がありますので、しかるべき時期に検査を受けましょう。

Bのケースはかなり深刻です。HIVウイルスに感染していないのに感染しているのではと思い込んでしまうため、検査が対処法にはなりません。またストレスが長期間持続するため、ストレスにより体調を悪くしてしまい、体調不安からさらなる精神不安に陥るという悪循環が起こる危険性もあります。
心気神経症(ヒポコンドリー) という病気だと思われます。心気神経症とは がんノイローゼ などに代表される神経症で、健康に対する不安から体調を崩してしまう精神的な病気です。何度もHIV検査に行ってしまうのは強迫性障害(強迫神経症)の症状かもしれません。検査を受けたにもかかわらず不安が拭い去れない場合は精神科や神経科でカウンセリングを受けることをおすすめします。

Cの症状はさらに深刻です。普通ではHIVが感染することがない行為で感染すると思い込んでしまうのですから、日常生活に支障をきたす場合が多いです。銭湯や温泉、洋式トイレなど普段人が共用して使用する施設などでは常に不安にさらされます。理髪店、散髪屋、美容院なども同様で、特に顔を剃るためにカミソリを使用する場合は耐えられないくらいの不安かと思われます。外食することが不安になる恐れもありますし、症状が進めば外出すること自体が難しくなる恐れもあります。早期に精神科や神経科を受診され、医師によるカウンセリングを受けるべきだと思います。

自分もどちらかというと強迫神経症の気があり、軽い不完全恐怖(不完全強迫)の強迫観念に悩んでいます。わかりやすくいえば完璧症の度が過ぎた症状です。ですが、HIVやAIDSに関しては知識を持っているため、検査を受けた後に不安になることは一切ありませんでした。知識さえ持っていればエイズノイローゼもある程度は防げると思ってはいます。しかし、医学の進歩によって数十年の生存が可能になったとはいえ、AIDSやHIVには 死 というイメージが未だにつきまとっているため、エイズノイローゼを完全に防ぐのは不可能だとも思います。

死というプレッシャーは恐ろしいほどの恐怖ですから・・・・。

いつまでも不安な精神状態が続くと非常にストレスがたまり、それで体調を悪くしてしまいます。
ですので、検査を受けたにもかかわらず不安だという方はすぐにでも病院に行きましょう。
医師によるカウンセリングを受ければ精神状態も少しは落ち着くかと思います。
体調を悪くしないためにも早期に治療を受けていただきたいです。

梅毒について

梅毒について

梅毒とは梅毒トレポネーマによって発生する性感染症(STD)です。
症状が感染してからの時間によって段階的に変化していくのが特徴です。

- 3週間から4週間後 早ければ1週間後 遅ければ13週間後くらい -
トレポネーマが侵入した部分に潰瘍、塊ができる。股の付け根の部分が腫れる。
3週間から12週間ほどたてば自然に治ります。

- 6週間から12週間後 -
全身のリンパ節が腫れる。発熱、倦怠感、関節痛、食欲不振、体重減少などの症状がでる場合も。
バラ疹と呼ばれるかゆみや痛みのない発疹が全身に現れることがある。脱毛症状などが出ます。

- 3年から10年 -
結節性梅毒疹、ゴム腫(ゴムのような腫瘍)が発生する。この段階まで来ることは最近では稀です。

- 10年以降 -
心臓、脳、脊髄、神経、目などに重大な障害が出て、最終的には死亡します。

梅毒の検査はHIV検査と同様に保健所で匿名、無料で受けることができます。
HIV迅速検査と違い即日検査ではなく、採血後1週間ほどしてから再来所する必要があります。
梅毒に感染しているとHIV感染確率が2倍~5倍になるといわれているため、梅毒が疑われる場合は必ずHIV検査も受けていただきたいです。
病院を受診される場合、男性は、泌尿器科、性病科、女性は産婦人科、性病科。
治療にはペニシリン系の抗生物質を投与。早期発見すれば2~8週間の治療で完治します。

予防にはやはりコンドームの正しい着用。そして不特定多数との性交渉を行わないことです。

梅毒は一昔前までは不治の病でした。しかし現在では抗生物質の発見により治療できる病気です。
エイズも治療することができる病になることを切に祈っています。近い将来、きっと・・・・。

尖圭コンジローマについて

尖圭(せんけい)コンジローマ 尖圭コンジロームについて

尖圭コンジローマとはヒトパピローマウイルス(HPV)によって発症する性行為感染症です。
発症すると性器や肛門の周辺にイボができるのが大きな特徴です。

発症箇所は男性の場合、亀頭、陰嚢、会陰(陰嚢と肛門の間)、肛門など。
女性の場合、小陰唇、大陰唇、腟前庭、膣内、子宮頸部、尿道口、会陰、肛門など。

自覚症状がほとんど無いといわれますが、かゆみをともなう場合もあるそうです。
感染力は比較的強く、感染者のパートナーの3分の2は感染しているというデータがあります。

ウイルスが感染してから発症するまでの期間は2週間から8ヶ月。平均3ヶ月と言われています。
予防には性行為時に相手の性器を確認するのが効果的と言われていますが、潜伏期間中の性行為では目視で判断できないため、完全な予防と言うわけにはいきません。

病院に行けばほとんどの場合医師の視診で判断がつくため、疑いをもたれた方は病院に行って判断してもらいましょう。男性は泌尿器科か皮膚科、女性は婦人科で受診されるのが一般的です。
治療は外科的にイボの切断。また塗り薬による治療法もあります。
イボを取り除いたとしてもウイルスが残っている可能性があり、完全な治療には時間がかかります。
再発したとしても焦らずに根気強く病院に通い、治療することが肝心です。

放置しておけば恋人を感染させてしまうだけでなく、イボの数が増えたり患部が広がったりします。
ヒトパピローマウイルスには良性と悪性の2種類の型があり、悪性型の場合男性で陰茎がん、女性の場合子宮頸がんの原因にもなります。そのため、早期の受診が望まれます。

また、尖圭コンジローマを患っているとHIVの感染確率が数倍になるといわれています。
特にアナルセックスを行い肛門周辺にイボができている場合、4人に1人がHIVに感染しているという研究結果もあり注意が必要です。肛門にイボができた場合HIV検査を必ず受けてください。

予防には目視、そしてコンドームの着用が基本です。しかし感染力が強いため100%予防できるわけではありません。不特定多数の相手との性行為を控えることが何よりの予防法といえるでしょう。

淋病(りんびょう)について

淋病について

淋菌の感染によってひきおこされる性感染症で、感染率は30%前後。
20歳から35歳くらいの若い男女に多く、クラミジアと同時感染している場合も見受けられます。
感染経路は性行為、オーラルセックス。極稀に大衆浴場などでの感染もあるそうです。

感染後数時間から数日で発症し、男性の場合は淋菌性尿道炎、女性の場合は子宮頚管炎、咽頭の場合は咽頭炎をおこします。女性の場合不妊症、子宮外妊娠に発展する恐れもあります。

症状は男性の場合排尿時や勃起時などに激しい痛みを伴います。無症状の場合もあります。
女性の場合は自覚症状が無い場合が多く、数週間から数ヶ月間は気がつかないそうです。

淋病を患ったままセックスをすると、HIVに感染する確率が2~4倍になるといわれています。
クラミジアと同様、感染確率は飛躍的に上がります。

病院を受診される場合男性は泌尿器科、性病科、女性は産婦人科、性病科。
咽頭の場合は耳鼻咽喉科で治療を受けることが出来ます。
数日から数週間の抗生物質による治療で完全に治療することができるため、不安行為をされた方は一度該当する医療科を受診されることをおすすめします。

予防法はコンドームの着用。そしてなにより不特定多数の相手との性行為を控えることが肝心です。

クラミジアについて

性器クラミジア感染症について

クラミジア・トラコマチスが尿道、膣内、咽頭に感染して起こる病気です。
16歳~25歳くらいの若い男女に多いのが特徴で、100万人以上患者がいると推定されています。
男性の場合は前立腺炎、副睾丸炎、進行すれば肝炎、腎炎になる危険性があります。
女性の場合は子宮頸管炎、卵管炎を発病し、進行すると骨盤腹膜炎になったり肝周囲炎をおこしたりして子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。咽頭の場合は咽頭炎を起こす原因にもなります。

主な症状は男性の場合、尿道から透明な膿が出たり、排尿痛があったりします。
女性の場合はおりものの増加や性交時の痛みが出る場合もあります。
咽頭の場合はのどの痛み、のどの腫れなどの症状が出る場合があります。
ですが、基本的には症状が出にくく、男性で50%、女性で70%以上の人が無症状です。

セックス、フェラチオ、ディープキスなどの行為で感染し、相手がクラミジア感染者の場合1回のSEXで50%の確率でうつるとも言われています。HIVと比べると50倍以上の感染力です。

そしてクラミジアに感染していた場合、HIVに感染する確率が2~4倍になると考えられています。
つまり、0,2~4%の確率でHIVに感染するということです。
最高4%の確率、100回に4回、これは非常に高リスクといえるでしょう。
AIDSを予防するにはクラミジアの予防も必要なのです。

クラミジア予防にはコンドームが有効ですが、ディープキスでも感染するため完全ではありません。
しかし使用しないのとでは大違いのため、コンドームは正しく着用しましょう。
そして不特定多数の相手との性行為の回数を減らすことがなによりの予防法です。

クラミジアは抗生物質を2週間程度服用し続けることで治療することが出来ます。
もし不安な行為をされた場合は、男性は泌尿器科・性病科、女性は産婦人科・性病科を受診されるのが懸命です。無症状のまま不特定多数の相手と性交渉を行えば相手にも自分にも大きなリスクがあることを忘れないでください。検査で発見さえすればクラミジアは治療できるのですから。

女性の感染確率

女性がHIVに感染する確率

女性のHIV感染確率を具体的な数字で表しています。
ただし確実な統計を取ることは不可能なため、おおまかな数字だと思っていただきたいです。
また、遺伝子による個人差もあるようです。(読売新聞 2006年11月24日の記事)
あくまで2008年現在の数字です。後の研究で数字が大幅に変わる可能性もあります。
相手が陽性であると仮定して計算しています。相手が陰性の場合は 0% です。


コンドーム無しの場合

セックス 0,1%~2%

アナルセックス 0,1%~3%

フェラチオ 0,01%~0,2%

クンニリングス 0% に極めて近い

キス 0% に極めて近い

コンドームを正しく着用した場合

セックス 0,005%~0,1%

アナルセックス 0,005%~0,15%

フェラチオ 0,0005%~0,01%

クンニリングス 0% に極めて近い

キス 0% に極めて近い


この数字は安物のコンドームに目に見えない小さな穴があったり、破損したりする可能性があるためで、しっかりしたメーカーのコンドームを着用すれば感染する確率は限りなく 0 に近づくでしょう。

キスやクンニリングスのリスクが極端に低いのは、唾液に含まれているウイルス量が血液や精液、膣分泌液に比べて少ないからです。唾液で感染するにはバケツ3杯分の唾液が必要です。

どの行為においても出血が見られる場合リスクは高くなります。ただし、目に見えてわかる量の出血です。特に生理中のSEXが危険で、リスクはアナルセックスより高いかもしれません。


この表でもわかるように、正しくコンドームを着用すれば感染のリスクが大きく減ります。女性の場合避妊目的で着用されている方がほとんどだとは思いますが、STD予防のためにもコンドームは正しく着用することが望ましいです。

アイセントレス

アイセントレスについて

薬事日報 2008年05月02日の記事 より抜粋させていただきました。
薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は4月30日、万有製薬が申請した新しい抗HIV薬「アイセントレス錠」など2品目を審議、承認することを了承した。アイセントレスは、HIVが宿主にDNAを組み込む際に必要な酵素であるインテグラーゼを阻害することにより、ウイルスの増殖を防ぐ新しい作用機序を持つ。

2007年10月に米食品医薬品局(FDA)で認可されている新薬。
一般名がラルテグラビル、開発コードはMK-0518。商品名がアイセントレスです。

ウイルスの増殖を抑える新しい作用を持つのが特徴で、既存の薬に薬剤耐性が出来てしまった多くの患者さんから期待されています。HAART療法(カクテル療法)にも組み込めるでしょうし、副作用も少ないそうで、一刻も早い日本での販売が待たれます。

女性にこそ気をつけて欲しい病気

エイズは女性にこそ気をつけて欲しい病気です

確認されている世界で初めてのHIV患者は同性愛者の男性患者でした。
それ以来AIDSというと同性愛者の男性の病気という偏見が未だに根強く残っています。
アナルセックスでしか感染のリスクは無いと勘違いされている方もまだまだ多いのが現状です。
私は女性だから大丈夫だと考えている方も多いでしょう。

しかし、決してそういうわけではありません。
実は通常の性行為では女性のほうがリスクが高いのです。

一般的に言われているHIV感染の相対的な危険度は、

セックス(性交)
挿入側 10
受け側 20

アナルセックス(肛門性交)
挿入側 13
受け側 100

フェラチオ(口腔性交)
挿入側 1
受け側 2

コンドーム無しの場合は ×20
性行為の相手が陰性の場合 0

と言われています。

この表からみてわかるように、実はアナルセックスの挿入側よりもセックスの受け側のほうがリスクが高いのです。また、生理中の場合はアナルセックスの受け側よりも危険だとも言われています。

女性の場合不特定多数の相手との性交渉の回数は、男性よりも数が少ないかもしれません。
しかしここ最近は性の乱れが特に若年層を中心に指摘されています。
一昔前の援助交際、最近では出会い系やSNSコミュニティサイトなどで知り合った相手と一夜を共にすると言ったケースも増えているようです。ピルなど妊娠を抑える薬の普及もあり、より気軽にSEXを楽しむ方も増えているかと思います。テレビや雑誌などでは性行為の体験人数が多いほうが魅力的というような風潮もありますから、特に影響を受けやすい若年層で性の乱れがあるのもわかります。
また、女性が風俗などの性産業で働く場合も以前のように借金返済などの家庭的な理由ではなく、短期間での高収入を目的としたケースが多いようです。

しかし、コンドームを着用しないでのSEXはやはり危険な行為です。
不特定多数の相手と性行為をすればするほど感染のリスクは上がります。
風俗でのフェラチオ行為でも確率は極めて低いですが感染しないとは言い切れません。

HIV患者の数が非常に多いインドでは男性よりもむしろ若い女性の感染の割合が急激に増えて問題になっています。私は女性だから大丈夫と思い込むことが危険なのです。

もしも過去に不安な行為があるのなら一度保健所に検査を受けに行くことをおすすめします。
保健所なら不安行為から3ヶ月(12週間)で匿名、無料で検査を受けることが出来ます。
ただ、一般的には男性の同性愛者の病気であると勘違いされていますし、女性だとどうしても検査に行きにくいというのもわかります。しかし、自分が陽性なのか、陰性なのかはHIV検査を受けてみないとわからないのです。献血では陽性でも基本的に通知されないと言われているため、献血は検査の代わりにはなりません。不安行為をしてすぐ献血に行くのは絶対にやめましょう。

どうしても行けないというのならオンライン上で結果がわかる検査キットを購入するしかありません。
今はオンライン上でもIDとパスワードを使い匿名で検査を受けることが出来ます。
そのかわりお金がかかりますし、信頼性という意味でも自分は保健所に行くことをおすすめします。

不安な行為を今までにしたことがないと言う人はこれからも気をつけてください。
コンドームを正しく使用すればエイズはほぼ防げるのです。

アダルトビデオにおけるコンドーム無しの行為について

コンドーム無しでのSEXは危険です

女性の方はあまりご存じないかもしれませんが、現在のアダルトビデオではコンドーム無しで性行為を行っています。コンドームを着用するほうが珍しいくらいです。

フェラチオ、セックスではあたりまえ、アナルセックスでも当然のように使用されていません。

AVをみていると、コンドーム無しでSEXするのが当然という感覚を受ける方もいるかと思います。
発掘!あるある大辞典Ⅱでの捏造問題のように、実写の映像になると説得力が違いますし。
過激な映像に慣れてしまい、「皆やってることなんじゃないかな?」と勘違いするのもわかります。
しかしそれは大きな間違いです。AVの真似をすると感染率が20倍も高くなります。

アダルトビデオの世界ではSTD検査を定期的に行っていると聞いたことがあります。
検査を行い陰性であれば、コンドームを使用しなくても感染確率は 0% です。
AVの世界はコミュニティが狭いため、検査体制がしっかりしていればHIV感染を予防できるのです。
そのかわり、もしも誰かが感染すると短期間でAV界全体に蔓延するリスクもあります。
そうならないためにメーカーはHIV検査を義務付けているのです。たぶん。

コンドーム無しでの行為は危険な行為です。
HIV感染者との性行為1回における相対的なリスクは、

挿入する側のフェラチオ 1
受け側のフェラチオ 2
挿入側の膣性交 10
受け側の膣性交 20
挿入側のアナルセックス 13
受け側のアナルセックス 100

コンドーム無しの場合 ×20

と言われています。 [参考] 青森県”stop AIDS”ホームページ : 予防について

コンドーム無しでの1回のセックスにおけるの感染率は 0,1%~1%と言われています。
つまりノースキンでのアナルセックスでは受け側で 1%~10%と計算できます。
STDに感染していると確率が数倍になることを考えると、非常にリスクが高いのがわかりますよね。
やはりコンドームはAIDS予防には必要不可欠なのです。

アダルトビデオメーカーは企業です。利益を上げるためにより過激な映像を撮影しているのです。
ですので、「AVでやっているから」と恋人にノースキンでの行為を強要してはいけません。

アダルトビデオはファンタジーである

ということを認識していただきたいと思います。

そう認識した上でAVを楽しむことはAIDS予防には非常に効果的です。
性欲が抑えられなくなったときに自分で発散すれば絶対に感染することはありませんから。

風俗店における性行為のHIV感染確率

風俗店(性風俗関連特殊営業)におけるHIV感染危険度

HIV感染確率を風俗店での行為ごとに記述しています。
真面目な記事ですが、性的な内容が含まれているため未成年の方は注意してください。
感染率は一般的に言われている1回の行為におけるコンドーム無しでの数字です。
ただ、正確な確率を出すのは不可能です。おおまかな数字としか言えません。
ですのであくまで相対的な危険度と参考程度に考えていただければと思います。
性感染症(STD)に感染していた場合確率は数倍になるということも考慮しておいてください。
HIV感染確率は恋人との性行為でも同じです。違いは恋人が陰性の場合は 0% だということです。
風俗に興味が無い方もSEXにおける行為として参考にしていただければと思います。

本番行為
0,1%~1% (統計では 0,67% とも)
本番行為、つまりSEXは違法行為です。しかし、ソープランドでは行われている場合もあるそうです。
雄琴でソープランドが摘発を受けたという事件もありましたのであながち嘘とも言えないですね。
ソープランドはSTD検査を積極的に行っているようですが、事実は不明です。
行為が行われているとしてもコンドームはまず着用されているとは思いますが注意が必要です。

フェラチオ
0,01%~0,1%
女性(もしくは男性)が男性器を口や舌で愛撫する行為です。
危険性は非常に低く、日本での感染例はありません。ただ、海外では感染例があるようです。
挿入側と受け側では受け側のほうが2倍ほどリスクが高いといわれています。
歯磨きなどで口腔内に傷や出血があった場合感染確率は高くなると考えられます。

クンニリングス
0,01%~0,1% (実際はもっと低いかも)
男性(もしくは女性)が女性器を口や舌で愛撫する行為です。
詳しい感染率は研究結果や統計が無いのでわかりません。
ただ、女性側のほうが圧倒的にリスクが少ないのは間違いありません。
レズビアンの方のHIV感染が極めて稀な事からも危険性はかなり低いと言えるでしょう。

素股行為
(フェラチオ、クンニリングス行為より感染率が高い可能性あり)
男性器を女性器に擦り合わせて性的快感を得る行為です。
相対的な報告が無いため確率が計算できませんが、口での行為より確率は高いようです。
精液や膣分泌液にHIVは多く含まれているため素股行為時でもコンドームは着用しましょう。

アナルセックス
0,1%~3%
男性が男性もしくは女性の肛門を使い挿入を行う行為です。肛門性交とも言います。
挿入側はSEX行為とそれほどリスクは変わりませんが、受け側のリスクが非常に高くなっています。理由はアナルセックス行為により傷が出来やすく出血しやすいため、直腸の吸収性が高いため。
危険性が認知されている現在ではコンドーム無しでの行為はまずありませんが、注意が必要です。

ハンドジョブ 手コキ
ほぼ0%
男性器を女性が手で擦り、性的快感を得る行為です。感染確率はほぼありません。
摩擦によって大量に出血すれば別ですが、そんなこともまずありえません。

ディープキス
ほぼ0%
舌を絡めるなど通常のキスより濃厚なキスをする行為です。
唾液でHIVに感染するには唾液がバケツ3杯分必要だといわれています。
口での行為全般の確率が極めて低いのは唾液に含まれるHIVウイルス量が少ないためです。
ただし、歯磨きで口腔内に出血があったり虫歯があったりすると可能性がないとは言えません。


感染確率はあくまで目安、そしてコンドーム無しでの数字です。
コンドームを使用すればHIV感染確率を85%下げられるとも20分の1にできるとも言われています。
コンドームを正しく着用することでコンドームがあなたの体をHIVウイルスから守ってくれます。

管理人は風俗産業に対してなんの抵抗感も拒否感もありません。行くなとも言えません。
風俗は国で認められている性産業ですし、風俗で働くのには金銭的、家庭的な事情もあるでしょう。
ただ、風俗に行くならばコンドームを使用することです。そうすればHIVの感染はほぼ防げます。
オーラルセックス(フェラチオ)や素股行為時でもコンドームの着用が望ましいです。
また、エステやオナクラ、セクキャバといったソフトな風俗店に行く(働く)ことも一つの手です。
ソープランドやヘルスでも口ではなく手でのサービスをお願いするのも予防には効果的です。

管理売春が合法なオランダ(アムステルダムの飾り窓が有名ですね)では国の指導によりコンドームの使用が徹底されています。そしてHIVをはじめとするSTD予防に効果をあげています。

性風俗関連特殊営業が悪というわけではなく、HIVに対する知識の無さが悪なのです。

現在世界各国の国々ではコンドームの重要性が早い段階から学校で教えられています。
正しい知識を持ち、正しい対応をすればAIDSは予防できるのです。
事実日本以外の先進国ではAIDS患者の数が減少しています。教育の成果といえるでしょう。
日本では近年AIDS患者の数が増え続けるだけでなく、いきなりエイズのケースも増えています。
AIDSを予防するためにもコンドームは正しく着用しましょう。あなたの身を守るために。

もしも風俗に行ってコンドーム無しでの行為を行ってしまった場合はHIV検査に行きましょう。
不安行為から3ヶ月(12週間)後に保健所に行けば匿名、無料で検査を受けることが出来ます。
1回でのフェラチオでの感染はまずありませんが、医学的には無いとも言い切れません。
不安なら検査を受けに行くことです。検査に行かなければいつまでたっても不安は消えません。
不安から来るストレスで体を壊してしまうケースも十分に考えられます。
検査に行くことは恥ずかしいことではありません。勇気を出して検査に行っていただきたいです。

2008年05月08日 感染確率の数字を再考察

風俗店におけるオーラルセックスについて

風俗店でのフェラチオ行為について

風俗店でのオーラルセックスでのHIV感染についての記事です。
風俗や性的文言に関して抵抗感のある方は注意された上で読んでいただきたいと思います。


この記事を書かないといけないと思った理由は、自分がAIDSやHIVについて調べているときに様々な掲示板で数多く見かけた内容だからです。具体的には、
「ヘルスに行ってコンドーム無しでフェラチオしてもらい感染不安に陥った。」
という内容です。1回の行為でノイローゼ気味になっておられる方もいらっしゃいました。
確かにコンドーム無しでのオーラルセックス(フェラチオ)はリスク行為です。
しかし1度の行為で感染すると言うことはまずありません。

SEXにおけるHIV感染確率を10とするとフェラチオ行為での確率は
挿入側 1
受け側 2
と言われています。
一般的なコンドーム無しでのSEXにおける感染確率は0,1%から1%、0,67%という統計があります。
つまりフェラチオでの確率を仮定するなら挿入側で0,067%ということになりますね。
このように1回のフェラチオ行為での危険性は非常に低いものなのです。
だからと言って絶対に大丈夫と言うわけではありません。日本でのケースはありませんが、海外では感染例が報告されているとも聞きます。また、何度も風俗店に通うことによりクラミジアや淋病、
尖圭コンジローマや梅毒といった性感染症(STD)に感染したとしたら、確率は数倍になります。
歯磨きなどで口腔内に傷や出血がある場合は当然ですがリスクは高くなるでしょう。

ただし、これらのことは相手をしてもらった風俗嬢の方が陽性だと仮定して話をしています。
陰性であるならば感染確率は0%です。絶対に感染することはありません。

これらのことを踏まえた上で結論を申しますと、
「フェラチオ行為での感染はまずないが、リスク行為なのでHIV検査を受けるべき。」
ということになります。フェラチオ行為から3ヵ月後(12週間後)に保健所で検査を受ければ匿名、無料で、当日に検査結果が判明します。まず陰性でしょうから勇気を出して検査に行ってください。

リスクが低いから絶対に感染していないと思い込むことが危険なのです。
HIVに感染しているかどうかはHIV検査を受けなければわかりません。ちなみに献血が検査になると誤解している方もおられるかもしれませんが、献血は検査になりません。保健所の医師にお伺いしたところ、献血でHIVが判明しても基本的に通知はされないそうです。ウイルスの状況により通知される場合があるかもしれませんが、検査の結果が通知されるかどうかすらわからない献血がHIV検査になるわけがありません。不安行為をしてすぐに献血に行くのは絶対にやめましょう

しかるべき時期にHIV検査を受ければ不安は晴れ、ノイローゼも解消されることかと思います。
しかし、不安に陥った経験を忘れてまた同じ過ちを繰り返したらなんの意味もありません。
風俗は国で認められている性産業なので行くなとは言いません。ただし、リスクを忘れずに。
行くとすればリスクを軽減するためにオーラルセックス時のコンドームの着用を忘れないことです。
エステやオナクラといったハンドジョブ(手コキ)の店に行くという選択肢もあります。

検査に行かずにいつまでも不安を引きずっていてはストレスで体を壊す恐れもあります。
勇気を出してHIV検査を受けに行っていただきたいと思います。

このブログについての注意点

AIDS予防×HIV検査に関する注意点

このブログを管理している 癒都(ユト) は、

異性愛者 で HIV抗体検査結果が陰性 の 男性

です。そういった視点からAIDS予防に関する記事を書いています。
AIDS予防に関する情報は基本的に男女共通だと思っていますが、風俗(性風俗関連特殊営業)などに関する話題などやや男性視点からの内容になっているかもしれません。視点の違いにより管理人が予防に不可欠だと思って真面目に書いている記事が、HIV感染者やAIDS患者、同性愛者、女性の方々に不快な思いをさせてしまう可能性も決して無いとは言い切れません。

また、HIVは主に 性行為 によって感染するため性的な文言が数多く記載されています。

特に未成年の方はそれらの注意点を踏まえた上での閲覧をお願いいたします。

HIV感染拡大やいきなりエイズを防ぎたい気持ちに嘘偽りはありません。
少しでも早くHIVウイルスに対する特効薬が開発されることを切に願っています。