2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://aidshivkensa.blog.2nt.com/tb.php/6-ae163ae6
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

HIV検査体験談 採血から結果告知まで

HIV検査体験談の続き

HIV検査体験談 保健所到着から問診まで の続きです。

採血も女性の看護師の方と2人きりで行います。
自分は心配性なので、採血される際に注射器が新品かどうか正直にたずねました。
女性は
「そう聞いてくる方が多いので現在の注射器は新品を証明するように封がしてあるんですよ。」
と親切に教えてくださいました。
よく見ると採血用の注射器と針のキャップの間がテープで止めてあります。
テープの破損も無く、しっかり封がされていて安心です。
また、注射器の中身が空という確認も看護師さんのほうからしてくださいました。

採血は程なく終わり、結果告知まで30分待つことに。

正直30分は長いものでしたが、不思議とそれほど緊張しませんでした。
「採血が終わっているのだから結果はもう決まっている。」
という気持ちだったから、だと思います。
待っている間にも数人の方が来られて、受付番号は10番を過ぎていました。

30分ほど待ち、ついに受付番号が呼ばれます。
結果告知です。
医師に個室に呼ばれます。正直部屋に入るなり先走ってしまい結果を聞こうとしてしまいました。
しかし、受付番号札と問診表を確認しない限り結果は教えてくださいません。
たとえ匿名であったとしても個人情報の保護は徹底されています。
受付番号札を渡すと医師はすぐに、
「陰性でした。」
とおっしゃりました。正直な気持ちを書きますと嬉しかったというよりほっとしました。
何かが体から落ちたような感覚だったと思います。
そしてコンドームの重要性などの知識を教えていただきました。
こちらからの質問などにも答えていただき、お話が終わると最後に、
「これからは注意してくださいよ。」
と念を押され、見送られるように個室を出て保健所を後にしました。

これが自分がHIV検査を受けた体験談です。
後日に書いているので非常に淡々としていますが、本当はかなり緊張もしました。
挙動不審になっていたかもしれません。
もともと喋るほうですが、不安を和らげるためにいつもよりも更に喋っていたような気もします。
ただ、勇気を出して保健所に検査を受けに行って本当によかったと心から思います。

この記事を読んでくださった方で感染不安のある方は保健所に検査を受けに行ってください。
本当に匿名、無料です。名前も住所も電話番号もいりません。お金は電車賃だけでした。
自分が住んでいる市町村の保健所である必要もありません。隣町でも大丈夫です。
HIVに感染しているかどうかはHIV検査を受けなければ判明しません。
検査に行かなければいつまでたっても不安を拭い去ることは出来ません。

不安でいっぱいで辛い思いをされている方は大勢いらっしゃると思います。
そういう方にこそぜひ勇気をだしてHIV検査を受けに行っていただきたいです。

最後まで自分の拙い体験談を読んでいただきありがとうございました。

読んでくださったあなたが陰性でありますように。
そして一刻も早くエイズの特効薬が開発されますように。心から祈っています。

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://aidshivkensa.blog.2nt.com/tb.php/6-ae163ae6
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)