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AIDS(エイズ)とHIV

AIDS(Acquired Immune Deficiency Syndrome)後天性免疫不全症候群
HIV(Human Immunodeficiency Virus) : ヒト免疫不全ウイルス

AIDS(エイズ)とはHIVウイルスが体内に入ることにより正常な免疫細胞が破壊されて後天的に免疫不全を起こす病気です。免疫低下により通常では感染しないような病原体に感染してしまう(日和見感染症)や、HIV感染細胞により脳神経が侵される(エイズ脳症)などの症状が出て死に至ります。潜伏期間が非常に長いのが特徴で、長ければ10年以上も症状が出ない場合もあります。初期症状は風邪ににた症状が出る場合もありますが無い場合のほうが多く、体重が急激に減った、リンパ節が腫れたなどの症状、ニューモシスチス肺炎(旧名カリニ肺炎)やカポジ肉腫などの症状を発症してから気が付くといういわゆるいきなりエイズのケースも若年層を中心に増えてきています。

医学の進歩によりHAART療法(カクテル療法)という複数の薬剤を組み合わせて服用する治療でAIDSの発症を抑えることが出来るようになってきました。正しく薬を服用し続ければ長期間の生存が可能で、糖尿病などと同じく慢性疾患と捉えられることもあるようです。しかしHIVウイルスを体内から除去する方法は現代の医学では存在せず、また薬剤に耐性を持つ新種の突然変異ウイルスが出現することもあります。薬の副作用や高価な薬代のこともあり治療には強い意志が必要です。

男性の同性愛者の患者の割合が非常に多いため、一般的に同性愛者の病気として考えられてきた歴史がありますが、現在では男女間の性行為でもリスクがあることが広く認知されてきました。しかし差別と偏見は未だに根強く残っています。

このブログではAIDSやHIVに関する知識、管理人が実際にHIV検査に行った体験談や新薬の情報、患者数の変遷なども紹介していきたいと考えています。

先進7ヶ国のうち日本だけがHIVキャリア、AIDS患者の数が増加しているというのが現状です。
エイズの連鎖を食い止めるためにも、ぜひ正しい知識を持っていただきたいと思います。

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